電気技術者試験センターの災害等対応

先週のことになりますが、電気技術者試験センターが実施する電気主任技術者試験と第二種電気工事士試験の災害等への対応について、プレス発表がありました。

●平成30年7月豪雨に係る災害救助法の適用地域に居住する平成30年度電気主任技術者試験受験者の方へ(2018.8.8)
●平成30年7月豪雨に係る災害救助法の適用地域に居住する平成30年度第二種電気工事士上期技能試験を受験できなかった方に対する代替措置について(2018.8.8)
●JR中央本線人身事故により平成30年度第二種電気工事士上期技能試験を受験できなかった方に対する代替措置について(2018.8.8)

正直、被災された方にとっては、資格試験どころではないかもしれませんが、少しでも措置があることはいいことだと思います。
電気技術者試験センターの業務は増えることになるでしょうが、このような対応は続けていただきたいと思います。
電車の遅延でもこのような措置があるのはありがたいことですね。
中京圏で中央線の代替となる交通を探すのは難しいということなのでしょう。

内容としては、いずれも振替措置や科目合格の有効期間延長などになります。
参考まで、過去には2004年の新潟県中越地震のとき、電験一種及び二種二次試験を再度行ったことがありました。
これは電気技術者試験センターにとっては相当な労力だったことと思います。

少しでも受験者に対して平等な環境をつくっていただいている運営者には感謝の一言に尽きます。

いよいよ今年も電験申し込みの時期になりました!

そろそろ今年も電験が始まります。
5月7日付で受験案内の配布が始まりました。
平成ラストの電験です。

平成30年度 第一種・第二種電気主任技術者試験及び第三種電気主任技術者試験受験案内の配布について

内容としては例年の内容と特に変更はありません。
一種・二種一次試験及び三種試験は9月1日(土)、一種・二種二次試験は11月18日(日)になります。

私は一種を受験予定です。
今年は一次試験からの受験になり、理論と電力の2科目の受験になります。
今まで三種のときも二種のときも理論だけはなぜか1回で合格していたのですが、今回初めて理論のリベンジとなります。
どちらの科目も二次試験に密接に関係する科目なので、二次試験を意識しながら勉強していきたいと思います。

いつも勉強のスタートが遅いので、そろそろ読書生活は少し休止して勉強していきたいと思います。
電験を受験される方、お互い頑張りましょう!

電験二種一次試験おすすめ参考書

電験のある9月まであと半年。
もうすでにスタートを切っている方もいるのではと思います。
電験二種一次試験受験の方のために、参考書を簡単にまとめてみました。

電験二種一次試験の完全研究(新井信夫)

電験二種完全攻略【一次試験対応】(不動弘幸)

いずれもオーム社の電験二種一次試験対策本です。
電験三種合格者が二種に進む場合、一次試験で科目別の参考書は不要と考えています。
(私は科目別の参考書を買ってしまいましたが。)
ポイントを絞って紹介している上記のような本で勉強するのがもっとも効率的かと思います。

上記の2冊はどちらもうまくまとめられている良書ですが、個人的には不動先生の完全攻略の方がおすすめです。
不動先生の解説は無駄をとにかく排除し、合格に必要なことを重点的にまとめた内容になっています。
電験二種一次試験まであと1か月弱ですが、三種合格者がまず一次試験に合格するためには十分な内容かと思います。

電験一・二種は二次試験が本番と言いますが、一次試験も十分高いハードルと考えています。
受験者のみなさま、お互い頑張りましょう!

今日は電験一種・二種二次試験合格発表でした。

今日は昨年11月に行われた電験一種・二種二次試験の合格発表がありました。
合格されたみなさま、本当におめでとうございます。

合格者数は一種が86名(合格率15.1%)、二種が329名(合格率13.5%)と例年通りの厳しさでした。
一次試験からの通算合格率は一種4.1%、二種3.6%と、数ある資格試験の中でも最難関レベルの難しさとなっております。

私が二種に合格したときの話を少し。
電験一種・二種二次試験は筆記試験になりますので、自己採点だけではわからない部分が多く、合格発表の瞬間は特に緊張した思い出があります。
それだけに合格の瞬間は相当嬉しかったのを今でも覚えています。

私は今回一種ではここまでたどり着くことはできませんでしたが、来年はたどり着けるよう、9月の一次試験に臨みたいと思います。

第二種電気主任技術者試験合格体験記

昨日に引き続きまして、合格体験記の転記になります。
今日書くのは第二種電気主任技術者試験の合格体験記。
今までで私が合格した資格試験の中で一番難しかったのがたぶんこれです。
通算合格率5%を切る難関でした。

■合格年度

平成24年度

■受験回数

4回

■自己採点結果

【一次試験】
理論 63/90(平成22年度合格)
電力 56/90(平成22年度合格)
機械 63/90(平成24年度合格)
法規 56/90(平成22年度合格)

【二次試験】
電力・管理 80くらい?/120
機械・制御 25くらい?/60

■使用した参考書

(1) 電験第2種一次試験これだけ理論(電気書院)

(2) 電験第2種一次試験これだけ電力(電気書院)

(3) 電験第2種一次試験これだけ機械(電気書院)

(4) 電験第2種一次試験これだけ法規(電気書院)

(5) 電験第2種模範解答集〈平成18年版〉(電気書院)  ※おすすめ!(特に二次試験)

(6) 電験第2種模範解答集〈平成22年版〉(電気書院)  ※おすすめ!(特に二次試験)

(7) 電験第2種一次試験過去問マスタ 機械の15年間 平成23年版(電気書院)

(8) 技術総合誌OHM 電験二種一次試験過去問コピー〈平成23年〉(オーム社)
(9) 技術総合誌OHM 電験二種一次試験合格講座コピー〈平成23~24年〉(オーム社)
(10) 電験二種二次試験の徹底研究(オーム社)  ※おすすめ!

(11) 技術総合誌OHM 電験二種二次試験過去問〈平成21~23年〉(オーム社)

■体験記

★一次試験

【平成18年度】
平成17年に電験三種に合格し、その流れで二種に挑戦。
(1)~(5)の参考書を購入しましたが、この頃仕事が多忙だったこともあり、あまり勉強はできませんでした。
結果は全科目不合格。
この年からしばらく電験二種からは遠ざかりました。

【平成22年度】
この年久々に電験二種を受験。
平成20年にエネルギー管理士を取得したのもあって、以前より問題がずいぶん解けるようになりました。
(6)で主に勉強し、(1)~(4)はわからないところを調べる形で読みました。
この年は理論、電力、法規の3科目に科目合格できました。

【平成23年度】
機械科目のみの受験でしたので、(7)を購入し勉強しました。
前年よりだいぶ機械科目への理解は深まったのですが、結果は合格点に1点足らず不合格でした。

【平成24年度】
前年と同じく(7)で勉強しました。
さらに(8)(9)のうち機械科目のみ勉強しました。
ようやく全科目に合格し、二次試験に進むことができました。
多くのパターンの問題に接することができたのとこの年の機械科目がやや解きやすかったのが勝因かと思います。

★二次試験

【平成24年度】
一次試験の自己採点で合格点を超えていたのですが、10月上旬までは併願していた技術士第一次試験の勉強をしていました。
技術士第一次試験の終わった10月上旬から12月2日の試験までの約2か月勉強しました。
家では家事や育児などでなかなか時間が取れないので、早朝と通勤電車と昼休みを勉強時間に当てました(過去と比較してこの年が断トツで勉強しました)。
まず、(5)(6)(11)で過去問11年分を解きました。
わからない部分は多々ありましたが、わからない問題については解法を覚えていく戦法で取り組みました。
過去問は電気書院のものが特に詳しくおすすめです。
その後、(10)をひたすら解きました。
(10)は非常に良い本で、この本の内容を完全に理解できれば合格できる力が身につくのではと思います。
(10)の本については章末の練習問題は解く時間はありませんでしたが、それ以外は一通り勉強でき、この本のおかげで随分と力がついたと感じています。
私の場合勉強期間が2か月と限られていたため、難解と感じたパワエレは最初から捨てました。
また、論述問題よりも計算問題中心で勉強しました。
平成24年の機械・制御のようにパワエレが2問出題されると少々苦しいですが、逆に毎年確実に出題される自動制御や過去出題の多かった揚水発電やパーセントインピーダンスの計算をしっかり勉強していたので、そこが勝因になったのかと思います。
傾向をしっかり見極めて勉強することが大切かと思います。

■感想

今回の私の合格でわかったのは確実に部分点は存在するということです(完全に正答した解答だけではどうやっても合格ラインの55%には達していない)。
解答を導く過程を答案に書けるよう常に心掛けることが大事かと思います。
また『電圧をVとすると』などの定義もはっきりと明示するべきでしょう。
人に読ませる解答というのを常に意識するべきかと思います。
(5)(6)(10)に掲載されている正答はまさに理想の答案だと思いますので、これらの本で理想の解答の方法を学んでいくのが合格への近道かと思います。

インターネット上に掲載されている他の合格者の方の体験記を読むと、電験二種は一次試験はそんなに難しくなく、二次試験が本番であるという内容をよく読みますが、私の場合は逆でした。
一次試験でも電験三種よりずいぶん難しく感じました。
もちろん二次試験は一次試験より難しいのですが、解くのに必要となる知識は一次試験も二次試験も同じであると思います。
二次試験は合格率が極端に低く難しい試験ではありますが、私のように一次試験合格からの時間だけでも対策次第で十分勝機はあると思います。

私が自分自身満足いくように勉強できたと感じるのは平成24年だけです。
その平成24年でもできて2時間、普段はせいぜい1時間程度でした。
ただし、毎日勉強しました。
社会人の方はなかなか勉強をする時間が取れないとは思いますが、1日の中で空いている時間を有効に活用し、わずかな時間でも毎日勉強することが大切かと思います。