エネルギー管理士免状取得に必要な実務経験

エネルギー管理士試験の合格発表が終わり、合格された方は免状の申請を考えられているのではと思います。
ただ、ここで気を付けていただきたいのは、エネルギー管理士の免状取得には、実務経験が必要ということです。
エネルギー管理士の試験及び免状の交付に関する規則には、以下のように記載されています。

(合格者に対する免状の交付)
第6条 経済産業大臣は、試験に合格しエネルギーの使用の合理化に関する実務に一年以上従事した者に対して、免状を交付する。

エネルギー管理士の実務経験については、以前非常にお世話になった「電気技術者の部屋」に詳細が説明されています。

エネルギー管理士になりたい!試験Q&A ~免状申請に必要な実務経験は?~

この中で注目すべきは、「照明設備の運転・管理」が実務経験と考えることができるということです。
これなら事務職の方でも申請できるかもしれません。
実は私もこの経験で免状を申請しています。
(当時はまだガチガチの電気設備の実務経験は未経験でした。)

エネルギー管理士の実務経験については、意外と当てはまる経験がある可能性があります。
よく確認してみる方がいいでしょう。
資格は免状を手に入れて初めて効力を発揮するもの。
たとえ使わない資格であっても、試験に合格すれば何とかして免状取得までたどり着きたいものです。

平成30年度エネルギー管理士試験合格発表

昨日のことになりますが、エネルギー管理士試験の合格発表がありました。
合格されたみなさま、本当におめでとうございます!

受験者9,912人に対し、合格者は2,770人で、合格率は27.9%でした。
電験ほどではないにしても、相変わらず狭き門となっています。

そして、もうほとんどいないとは思っていましたが、旧資格者の受験者がまだ50人おり、こちらは27人が合格のようです。
旧資格者に対する措置(法規のみ受験)はこれからも続いていくのでしょうか。

ちなみに今回の試験では、私の同僚も受験していて、めでたく一発合格だったとのことです。
電験二種一次試験も4科目全て一発合格見込みのようで、どちらの資格も何度も挑戦してようやく合格した私にとっては神のような存在です。
電験二種二次試験も一発で突破するような気がします。

同僚からもらった刺激で私ももっと頑張りたいところです。

平成30年度エネルギー管理士試験の問題及び解答が公表されました。

先週の話になりますが、省エネルギーセンターのホームページで、平成30年度エネルギー管理士試験の問題及び解答が公表されました。

平成30年度第40回エネルギー管理士試験標準解答(H30.8.7公表)

以下、電気分野の問題について、私の感想を簡単に書きたいと思います。

エネ管の問題を見たのは久々のように思います。
私が合格した10年前の問題と大きくは変わっていないというのが私の感想です。

この10年間で省エネ分野で大きく技術開発が進んだのはLED照明です。
10年前の照明の主流はHf蛍光灯でしたが、現在はLEDベースライトを使うのが当たり前のようになっています。
ここは大きな進化ではありますが、LED照明自体は以前からある技術であり、電験やエネ管でもたびたび出題されていました。
今年度の問題でLED照明が出題されていましたが、過去に電験やエネ管で似たような問題が出題されたことがあります。

電力応用の選択問題では、やはり照明と電気化学が簡単なように思います。
範囲が狭いので、過去問を一通り解けば、ほぼマスターできるのではと思います。

省エネ技術は以前より大きく進化していますが、省エネ自体の向かっていく方向としては、オイルショックの頃から大きくは変わっていないように思います。
(逆に言うと、オイルショック直後の時点で、日本の省エネスタイルはある程度完成されていたとも言えます。)
現在は省エネだけでなく、創エネや蓄エネも組み合わせたZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)などのスタイルが確立されようとしています。
今後の試験では、これらの分野にも踏み込んでいくかもしれません。

エネルギー管理士試験受験お疲れさまでした。

本日はエネルギー管理士試験が開催されました。
受験されたみなさま、本当お疲れさまでした。

エネルギー管理士試験に合格するには、各科目6割以上の点数が必要です。
電験のように得点調整はないようです。
昔は正答が発表されても、詳細な配点は公表されず、合格しているのかどうかわからないまま合格発表まで待ちました。
今は詳細な配点も発表されており、詳細な点数まで自己採点で分かります。
ちなみに、省エネルギーセンターからの標準解答は8月7日(火)に公表されるとのことです。

1年に1回しかない試験ですので、1科目でも不合格になると、資格取得までの時間が大幅に伸びてしまいます。
さらに、受験料が結構高いので(17,000円)、もしまた受けるとなると結構大きな出費になります。
難しい試験ではありますが、何とか1回で合格したい試験ですね(私は3回受けました)。
みなさまの合格をお祈りしています。

明日はエネルギー管理士試験

明日はエネルギー管理士試験が開催されます。

もし先週の開催であれば、台風の影響で中止になっていた可能性もあったことでしょう。
今週末は全国的に天候はよさそうですので、開催はされそうです。
資格試験は中止になると代替措置がないことが多いので、天候による中止というのは何よりも受験生泣かせですね。

この試験は、東日本大震災後の電力逼迫時には、真夏の電力ピークを抑えるという目的で、8月下旬に開催されていたこともあります。
数年前には、これまでと同じ8月上旬に戻りました。

電気分野についていうと、電験2.5種とも言われるように、電験三種よりもやや難しい試験となっています。
受験者の多くは、電験と併願、もしくはすでに持っている方ではないかと思います。
試験内容は電験三種と似ていますが、問題が省エネに特化している点や、照明や蓄電池などの電気応用の分野が広く出題されるのが大きな特徴です。

今年は異常な猛暑が続いており、コンディションを十分に整えて試験に臨んでください。
会場のエアコンは効きすぎなくらい効いている可能性があるので(省エネの試験なのに)、薄い上着を持っていくことをお勧めします。
受験される方、明日は全力を出せるよう頑張ってください!