第二種冷凍機械責任者試験合格体験記

以前書いた合格体験記の転記です。
第二種冷凍機械責任者試験の合格体験記になります。
私の専門外の内容でしたが、幸運にも1回目の受験で合格することができました。

■合格年度

平成22年度

■受験回数

1回

■自己採点結果

法令 18/20
保安管理技術 8/10
学識 8/10

■使用した参考書

(1) わかりやすい第2種冷凍機械責任者試験(弘文社)

(2) 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集(電気書院)

(3) 冷凍機械責任者(1・2・3冷)問題と解答例(日本冷凍空調学会)

■体験記

まずは(1)を読破しました。
この参考書は試験と関係のない記述が多いのですが、それも実務には何らかの役に立つはずですので、勉強して無駄ではないと思います。
冷凍機械責任者の理解に必要な内容は十分書かれているかと思います。
ただ、練習問題については実際の試験の傾向と大きく異なるので無理して解く必要はないと思います。

問題演習では過去問をできる限り多く解き、そして理解することかと思います。
(2)は5年分の過去問が掲載されていて、それぞれの問題の解説が非常に詳しく書かれています。
これを理解できれば十分合格ラインに到達できると思うのですが、解説が詳しすぎて人によっては読みにくいと感じるかもしれません。
個人的に5年分では足りないと感じたので、職場に置いてあった(3)を使って計10年分勉強しました。
(3)は(2)に比較して、解説が極めてシンプルに書かれています。
これでも私は問題の意図等は理解できたので十分かもしれません。
使用しやすい方を使用すればいいかと思います。

これだけ過去問を解くとこの試験では類似問題が多数出題されているのがよくわかります。
学識の計算問題は一見難しく感じますが、二種の場合は過去に出題された問題は数えるほどのパターンしかないので、それぞれ理解できれば確実に解けると思います。

この試験は設問の選択肢に少し特徴があります。
どのようなものかというと、一般的には『間違いの選択肢を答えよ』という問いが多いと思うのですが、冷凍機械責任者試験では『間違った組み合わせを答えよ』という問いが多いです。
私が解いていてよくあったのは、『イ、ロ』と『イ、ロ、ハ』で迷うというもの。
それぞれの内容全てがわかっていないと正解に到達できないことが多いです。
私は結果として全科目8割以上で合格できましたが、法令以外は最後まで自信は持てませんでした。
細かいところまで理解する必要がありますが、それでもいくらかパターン化されているので十分対応は可能かと思います。

■資格の効力について

この試験に合格すると冷凍機械責任者の免状を取得でき、冷凍機械責任者への選任が可能となります。
ただ、近年この免状が必要な冷凍機はどんどん減っており、特に一種免状が必要な冷凍機はほとんどないということです。
それでも、この資格があれば空調に関する知識があるということで、施設管理の方や冷凍機メーカーの方は持っている方が多いです。
免状をそのまま使用することは少ないかもしれませんが、評価は以前と変わらないものであると思います。

某地方自治体上級試験(電気職)合格体験記

来週からいよいよ新年度。
新年度が始まると、その次の年度の国や自治体の採用試験の申し込みが順次始まります。
公務員を志望されている方は、事務職の方はもちろん、技術職の方もすでに勉強を始めているのではないでしょうか。

以下、私が某地方自治体上級試験(電気職)に合格したときの体験記を書きます。
(現在私が勤務する地方自治体です。)
私が合格したのは10年以上前のことになるのですが、昔のかすかな記憶をたどって書いてみたいと思います。
電気職の公務員試験情報は多くはないですが、これから受験される方にとって少しでも参考になれば幸いです。

■体験記

確かな記憶ではないのですが、一次試験(筆記試験)は21名受験して3名合格、二次試験(面接試験)は3名受験して1名合格だったと思います。
一般的に技術職公務員試験の倍率は行政職よりも低くなりがちですが、私が受験したときは1名のみの合格となったため、結果的に倍率が高くなってしまいました。
ちなみに同じ試験の行政職の倍率は27倍だったと記憶しています。

★一次試験(筆記試験)

対策としては一次試験については正直何もしていません。
ただ受験したときの感触としては結構できたという感触はありました。
一般教養についてはとにかく自分のありのままの知識で解きました。
英語については問題文の意味もよくわからないくらいでした。
専門の問題は択一式で大学受験から大学1,2年レベルくらいの問題でした。
内容的には電験三種や基本情報技術者の問題に似ているので、これらの資格の試験勉強をすることがそのまま公務員試験の勉強にもなると思います。
小論文のテーマは確か『建物内の設備における制御について』だったと思います。
この小論文は今振り返るとテーマである制御とは到底言えないようなとんでもない内容を書いていて、よくこんなので合格できたと今は思います。

私の場合はたまたま知っている内容が多く出たので得点できた要素が大きいですが、技術系公務員試験でもやはり何らかの対策は行う方がよいかと思います。
以下、たまたま合格した分際で恐縮ですが、筆記試験の対策について私の考えです。
一般教養は範囲が広すぎるので対策が難しいですが、専門試験は範囲を絞りやすいですし、また難問が出ることが少ないので、対策は立てやすいかと思います。
論文試験は地方自治体のホームページなどに過去の出題例などが公表されていると思いますので、これを参考にして技術的な自分の考えを用意しておけばいいかと思います。
技術系公務員の場合、論文テーマはそれぞれの地方自治体の課題よりも全国的に流行りの技術的課題が出題されることが多いかと思います。
(例えば、今なら出題されやすいテーマは、防災関連や再生可能エネルギーの普及などです。)

★二次試験(面接試験)

一次試験の合格を受けて二次試験は必死で対策をしました。
公務員試験の面接試験用参考書を購入して、想定される質問に対して回答を考えて臨みました。
(この本は大学の後輩に譲り、書籍名はもう忘れてしまいました。)

面接ではぶっ飛んだような想定外の質問はありませんでした。
10年くらい前のことなのであまり覚えていないのですが、私が受けた質問は以下のようなものでした。

・志望動機を教えてください。
・理想とする上司はどんな人ですか?
・もし合格したらどのような仕事をしたいですか?
・もし今回の試験で不合格になったらどうしますか?

どのように回答したかはっきりと覚えていませんが、環境問題に取り組みたいと答えたのだけは覚えています。
あと、得点を開示してはっきりとわかったのですが、面接試験は得点化されているということです。
おそらくどこの役所でも同じではないかと思います。
なので、一つの質問で最高の答え方をしたからといって合格するとは限りませんし、逆に失敗したからといってそれだけで一気に不利になるというわけでもありません。
一つ一つの質問に対して誠実に自分の考えを述べていけばいいと思います。

電気職公務員は採用数が少なく、自治体によっては毎年募集があるわけではありません。
電気職はどちらかというとマイナーな部類になり、なかなか試験の情報を集めにくいですが、試験問題自体は基本的な内容ですので、十分対策を練れるかと思います。
私は予想外に合格することができ今に至りますが、私を採用したことが間違いではなかったと言ってもらえるよう、日々仕事に全力で取り組んでいきたいと思います。

FP3級技能検定合格体験記

今年1月に受けたFP3級の合格体験記を忘れないうちに書きます。
技術系の私にとって、未知の分野への挑戦でした。

■合格年度

平成29年度

■受験回数

1回

■得点

学科試験 44/60
実技試験 75/100

■使用した参考書

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級(TAC出版)

みんなが欲しかった! FPの問題集 3級(TAC出版)

■体験記

FP3級の受験に至った理由ですが、株のことをきちんと勉強したいと思ったからです。
資格取得のための知識が役に立つと思ったので受験を決意しました。

このように受験を決意したのは平成25年のことです。
平成26年1月の受験を考え、参考書を購入しました。
ところが、このときは申し込み前に受験意欲が落ち、結局は長らく受験しない時期が続きました。
技術系資格ではないということで、事務系の資格試験への挑戦が怖かった部分もあったのではと思います。

次に受けようと考えたのが今回合格した平成30年1月。
今回は逃げ出すこともなく、確かな意思を持って申し込みました。

使った参考書は(1)、使った問題集は(2)で、それぞれ1種類しか使用していません。
(1)はかなり詳しく書かれていて、またビジュアル的に非常に見やすいです。
(2)の問題集は、問題数が多すぎることも少なすぎることもなく、ちょうどいい分量の問題集です。
この2冊をざっと読んだだけの勉強でしたが、これで十分だったと思います。
この2冊の本があれば、何とかなると思います。
計3週間の勉強でした。

この試験は〇×か3択のどちらかによる出題です。
確率的には他の4択や5択の試験より合格可能性が高いかもしれません。
ただし、3択よりも○×の方が意外にも難しいように思いますし、なかなか数字通りにはいかないのが実際のところのようです。

合格率は80%を超えることもあるように、簡単な部類に入る資格試験だと思います。
ちょっとでも株や保険を勉強したいと思った方にとっては、おすすめの資格試験になることでしょう。

一級ボイラー技士試験合格体験記

昨日に引き続きまして、過去の合格体験記です。
一級ボイラー技士試験の合格体験記になります。
実務経験が足りないため、まだ免状申請はできませんが、試験合格までの道のりを書いてみます。

■合格年度

平成22年度

■受験回数

1回

■使用した参考書

(1) これだけマスター一級ボイラー技士試験(オーム社)

(2) 設備と管理に掲載されている公表問題(オーム社)

(3) 図解ボイラー用語早わかり(オーム社)

■体験記

勉強方法としては、基本的には二級ボイラー技士試験のときと変わりません。
二級のときは多くの参考書を読みましたが、一級は(1)に絞って勉強しました。
一級は二級と試験範囲は変わらず、計算問題など二級より多少突っ込んだ問題が出るだけです。
二級のときの知識があったので、(1)を読むだけでも十分すぎるくらいでした。

問題演習として使用した参考書は(2)のみです。
公表問題そのままの問題が出題されるのは一級も二級も同じで、これは試験対策として外せないでしょう。
全く同じ問題が出題されるので、最悪内容がわからなくても答えを覚えていれば解けることだってあります。
(あまりいい方法ではありませんが。)

また二級と同様にわからない用語が出てきたときは(3)で調べました。
省力化を考えて勉強しましたが、この方法で合格ラインには十分到達することができます。
試験本番はほとんどが見たことのある問題で、ほぼ満点に近かったのではと思います。

■実務経験について

現在は一級ボイラー技士試験は二級ボイラー技士免許があれば経験がなくとも受験できます。
このようになったのは平成16年度からで、それまでは二級ボイラー技士免許取得後の実務経験が受験のために必要でした。
免許申請には実務経験が必要ですが、試験合格だけでも履歴書には書けて、再就職などで有利にはたらくことが考えられます。
ボイラー技士試験は歴史のある資格ですが、最近でも受験制度は受験生のことを考えて改善されているようです。
ボイラー技士免許の必要なボイラーが絶対的に減っていてボイラー技士の必要度は以前よりは下がっているのかもしれませんが、免許の評価自体は以前と同様に評価されていると思います。

二級ボイラー技士試験合格体験記

以前書いた合格体験記の転記です。
二級ボイラー技士試験の合格体験記になります。
ボイラーの経験や知識が全くなかった私ですが、当時所属していた職場の業務の関係で受験することとなりました。

■合格年度

平成20年度

■受験回数

1回

■使用した参考書

(1) 二級ボイラー技士教本(日本ボイラ協会)
(2) みるみるわかる二級ボイラー技士試験(オーム社)

(3) マンガでわかる二級ボイラー技士試験(オーム社) ※おすすめ!

(4) 二級ボイラー技士試験標準問題集(日本ボイラ協会)
(5) 設備と管理に掲載されている二級ボイラー技士試験公表問題(オーム社)

(6) 図解ボイラー用語早わかり(オーム社)

■体験記

勉強方法としては参考書を読んで問題を解くというオーソドックスな方法で対応しました。
(1)は職場にあった本ですが、日本ボイラ協会から出版されているオフィシャルの教科書です。
オフィシャルの教科書だけあって内容は非常に詳しいですが、試験のレベルをいくらか超えており、ここまで勉強する必要はないかと思います。
私は(2)の本をメインに勉強しましたが、この本でも十分対応可能です。
(3)は(1)(2)を読む前にまず読みましたが、イメージのつかみやすい非常にわかりやすい本です。
ただ、この本だけでは合格は厳しいかもしれません。

問題演習は(4)を中心に行いました。
この問題集はやはり日本ボイラ協会から出版されているオフィシャルの問題集で、この問題集の問題がそのまま試験に出ます。
この本が理解できれば試験は余裕で合格できると思います。
ただ、この問題集は解説がついていないので、わからないところは全て他の参考書等で調べる必要があります。
(5)の公表問題はホームページにも掲載されていますが、設備と管理の公表問題は解説もあって使いやすいです。
たまに解説の内容が間違えているので注意してください。

(6)は問題集などでわからない用語が出たときに使いました。

ここまで使う必要はないかもしれませんが、こういう本が一冊あると勉強するときに助かります。

ボイラーはしっかり勉強すると非常に奥が深く、特に二級ボイラー技士教本を読んでいくと難しい箇所が多々出てきますが、試験自体は類似問題の使い回しが多く、正直それほど難しくはありません。
私は上記の5種類の参考書と問題集を使用しましたが、ここまでやらなくとも合格レベルには十分到達できると思います。

■受験資格について

この試験は難易度的には難しくないものの、受験資格が必要でした。
二級ボイラー技士はボイラー入門資格であり、おそらくボイラーの経験者はほとんどいないものと思われます。
なので多くの受験生はボイラー実技講習の受講で受験していたものと思われます。
このボイラー実技講習は3日間の講習で、また費用が2万円近くかかり、時間・費用とも多くかかってしまうのがこの試験の特徴です。
平成24年度から法改正で受験資格がなくなりましたが、免状申請にはやはりボイラー実技講習の受講が必要で、受験料や参考書代等も含めると3万円くらいかかってしまう高価な資格です。