今週末は地方上級公務員試験があります。

今週末は地方上級公務員試験があります。

念のため説明しますと、地方上級というのは都道府県及び政令市の大卒向け試験になります。
国家公務員試験とともに、公務員試験の中でも特に多くの方が受けるカテゴリかと思います。
都道府県及び政令市の全ての試験が今週末にあるわけではありませんが、多くの自治体が今週末の試験になります。

私が公務員試験を受験したときはいわゆる就職氷河期の頃で、公務員試験の倍率は20~30倍というのも普通にありました。
今は売り手市場となり、公務員試験人気もやや落ち気味のように思います。
倍率は一桁、職種によっては定員に満たない場合さえあります。
昔に比べるとずいぶん受けやすくなっているように思います。

私の場合、公務員試験専願ではなく、民間企業もいくつか受けていました。
あまり公務員試験のことを知らずに受験会場に行き、そのピリピリした雰囲気に驚いて帰ろうとしたのを思い出します。
駄目元で受けたつもりがなぜか合格することができ、今に至っています。
自分の公務員試験のことを思い出すたびに、『人生何が起こるかわからない』と思ってしまいます。

今週末受験される方、私からはいいアドバイスはできませんが、『最後まであきらめてはいけない』とだけは言えます。
教養試験は大学入試でセンター試験を経験した方は何かと有利ですし、技術系の専門試験は大学1~2年程度の内容ですので、公務員試験用の勉強をしていなくとも、これまでの蓄積で対応できる部分は多々あります。
最後まであきらめず頑張ってください!

【読了記録】公務員の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本

先日読んだ本の記録です。

公務員の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本(秋山謙一郎)

図書館でタイトルを見てついつい借りた本です。
私が公務員になったときくらいからの話になりますが、世間から公務員への当たりは厳しくなり、また役所内でも仕事方法について様々な改善が取り入れられました。
私としては、役所は昔と大きく変わっていると感じているのですが、この本を読んで思ったのは、根幹の部分は良くも悪くも変わっていないということです。

今は職員が削減された分、役所全体で忙しくなったように思いますが、忙しい人は昔からずっと忙しく、忙しくない人も昔から変わっていないように思います。
仕事をする人、仕事をしない人、毎日定時で帰る人、出世を望まない人など様々な公務員がいますが、比率に若干変化はあっても、それぞれのタイプの人がいることは現在も変わっていないように思います。

この本は良くも悪くも公務員の現状を示しているのではと思います。
個人的にはどれもあまり真似たくないと思うのですが、現実を確かめるという点では参考になったとは思います。

資格取得に励む公務員についても書かれていましたが、私もこのタイプに入るのではと思います。
ただ、その資格の使い道については言及しておらず、この辺りが公務員が資格をうまく活用できないことを表しているのではと思います。
資格をうまく活用できるかは自分次第の部分もありますけどね。
何とか役所の中でも、有資格者がいる方が業務に有用であると言えるよう、結果を残していきたいですね。

某地方自治体上級試験(電気職)合格体験記

来週からいよいよ新年度。
新年度が始まると、その次の年度の国や自治体の採用試験の申し込みが順次始まります。
公務員を志望されている方は、事務職の方はもちろん、技術職の方もすでに勉強を始めているのではないでしょうか。

以下、私が某地方自治体上級試験(電気職)に合格したときの体験記を書きます。
(現在私が勤務する地方自治体です。)
私が合格したのは10年以上前のことになるのですが、昔のかすかな記憶をたどって書いてみたいと思います。
電気職の公務員試験情報は多くはないですが、これから受験される方にとって少しでも参考になれば幸いです。

■体験記

確かな記憶ではないのですが、一次試験(筆記試験)は21名受験して3名合格、二次試験(面接試験)は3名受験して1名合格だったと思います。
一般的に技術職公務員試験の倍率は行政職よりも低くなりがちですが、私が受験したときは1名のみの合格となったため、結果的に倍率が高くなってしまいました。
ちなみに同じ試験の行政職の倍率は27倍だったと記憶しています。

★一次試験(筆記試験)

対策としては一次試験については正直何もしていません。
ただ受験したときの感触としては結構できたという感触はありました。
一般教養についてはとにかく自分のありのままの知識で解きました。
英語については問題文の意味もよくわからないくらいでした。
専門の問題は択一式で大学受験から大学1,2年レベルくらいの問題でした。
内容的には電験三種や基本情報技術者の問題に似ているので、これらの資格の試験勉強をすることがそのまま公務員試験の勉強にもなると思います。
小論文のテーマは確か『建物内の設備における制御について』だったと思います。
この小論文は今振り返るとテーマである制御とは到底言えないようなとんでもない内容を書いていて、よくこんなので合格できたと今は思います。

私の場合はたまたま知っている内容が多く出たので得点できた要素が大きいですが、技術系公務員試験でもやはり何らかの対策は行う方がよいかと思います。
以下、たまたま合格した分際で恐縮ですが、筆記試験の対策について私の考えです。
一般教養は範囲が広すぎるので対策が難しいですが、専門試験は範囲を絞りやすいですし、また難問が出ることが少ないので、対策は立てやすいかと思います。
論文試験は地方自治体のホームページなどに過去の出題例などが公表されていると思いますので、これを参考にして技術的な自分の考えを用意しておけばいいかと思います。
技術系公務員の場合、論文テーマはそれぞれの地方自治体の課題よりも全国的に流行りの技術的課題が出題されることが多いかと思います。
(例えば、今なら出題されやすいテーマは、防災関連や再生可能エネルギーの普及などです。)

★二次試験(面接試験)

一次試験の合格を受けて二次試験は必死で対策をしました。
公務員試験の面接試験用参考書を購入して、想定される質問に対して回答を考えて臨みました。
(この本は大学の後輩に譲り、書籍名はもう忘れてしまいました。)

面接ではぶっ飛んだような想定外の質問はありませんでした。
10年くらい前のことなのであまり覚えていないのですが、私が受けた質問は以下のようなものでした。

・志望動機を教えてください。
・理想とする上司はどんな人ですか?
・もし合格したらどのような仕事をしたいですか?
・もし今回の試験で不合格になったらどうしますか?

どのように回答したかはっきりと覚えていませんが、環境問題に取り組みたいと答えたのだけは覚えています。
あと、得点を開示してはっきりとわかったのですが、面接試験は得点化されているということです。
おそらくどこの役所でも同じではないかと思います。
なので、一つの質問で最高の答え方をしたからといって合格するとは限りませんし、逆に失敗したからといってそれだけで一気に不利になるというわけでもありません。
一つ一つの質問に対して誠実に自分の考えを述べていけばいいと思います。

電気職公務員は採用数が少なく、自治体によっては毎年募集があるわけではありません。
電気職はどちらかというとマイナーな部類になり、なかなか試験の情報を集めにくいですが、試験問題自体は基本的な内容ですので、十分対策を練れるかと思います。
私は予想外に合格することができ今に至りますが、私を採用したことが間違いではなかったと言ってもらえるよう、日々仕事に全力で取り組んでいきたいと思います。