技術士資格を名刺に書くと確実に効果はあります!

久々のブログ更新です。
一旦ブログ更新を止めると、なかなか更新しなくなるんじゃないかと思いましたが、やはりそうなってしまいました。

今週は少し嬉しいことがあったので書きます。
ある研修会に出席してきたのですが、そこで名刺交換した国の方から、名刺に書いてある技術士資格で少し話ができました。

「技術士を持ってるんですか、凄いですね。」
「技術士を持っているのって珍しいんじゃないですか?」
「技術士を持っているのなら何を任せても安心ですね。」

リップサービスは当然あるでしょうが、まず技術士資格のことをご存じということにまず驚きました。
資格本来の使い方ではないですが、好印象を与えたという点では名刺に書いて良かったと思いました。
技術士資格は超メジャー資格ではないにしても、通用するところでは通用するということを改めて実感しました。

今回のようなレスポンスを受け取ってしまうと、もっと技術士資格を活かせるのではと思ってしまいます。
資格を取ってから活用方法を考えるのは本末転倒かもしれませんが、せっかく自分で切り開いた道、このような視点も常に持ちあわせたいと思います。

電験一種と技術士試験を比較する

私のブログへ検索されて来た方のワードを調べますと、『電験一種 技術士』というのがたまにあります。
この結果から察するに、『電験一種と技術士試験はどちらが難しいか?』とか『電験一種と技術士とではどちらが使えるか?』ということを知りたいのではと思います。
私の知る範囲で、このテーマを考えてみたいと思います。
以下、各項目について、この2つの資格を比較します。

★法令における定義及び業務範囲

【第一種電気主任技術者】
対象法令は電気事業法(経済産業省管轄)。
すべての事業用電気工作物における保安監督が可能です。

【技術士(電気電子部門)】
対象法令は技術士法(文部科学省管轄)。
技術士とは、『科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者』と定義されています。
資格があることにより、可能となる業務は特にありません。

まず、根拠となる法令が違うのは当然ですが、管轄の官庁が異なるのが大きな特徴です。
電験一種については何ができるのかが明記されていますが、技術士については特に明記されておらず、言わば『科学技術に関して専門的応用能力を持った凄い人』と認識されるための資格になるかと思います。

★試験内容及び難易度

【第一種電気主任技術者】
(一次試験)理論、電力、機械、法規の4科目についてマークシート。
(二次試験)電力・管理、機械・制御の2科目について記述試験。

【技術士(電気電子部門)】
(筆記試験)必須科目及び選択科目について論述問題。
(口頭試験)経歴および応用能力、技術者倫理
技術士制度について口頭試験。

正直、試験のスタイルが異なるので、難易度は単純には比べられません。
ただ、単純に合格率だけ見ると、電験一種がトータル合格率5%弱であるのに対し、技術士(電気電子部門)は約15%です。
この数字だけ見ると、電験一種の方が取得が難しいと言えるのかもしれません。

★どちらの資格が業務に活用できるか?

これはどのような業種かで変わると思います。
電力会社や設備管理会社勤務の方では、電験一種を実際に使う職場もあるかもしれません.
ただし、一種の免状が必要な施設というのは、全国でも数えるほどしかなく、そこまでの需要があるとは思えません。
一部の事業所を除き、電験一種は技術力の証明という要素が強いのではないでしょうか。

技術士については、この資格を持っていれば技術力の証明になり、コンサル業務では特に威力を発揮することでしょう。
また、技術士があれば工事の監理技術者になることも可能であり、工事関係者はこのような使い方もあるかと思います。

それぞれの資格の特徴についてまとめましたが、どちらの資格の方が有効かまでは結論付けることはできません。
どちらの資格も電気技術者にとって、非常に高い目標であると考えています。

参考まで、OHM2016年11月号で、電験一種と技術士についての座談会の特集が掲載されています。
この2つの資格を持つことの意義について、熱く議論されていますので、ぜひともご覧ください。

平成30年度技術士第二次試験(電気電子部門)の問題を分析

先週の話になりますが、日本技術士会より平成30年度技術士第二次試験の問題が公表されました。

試験前に、私が電気電子部門のキーワード予想をしました。
そのキーワードはVPP、水素利活用、電気自動車の3つでしたが、これは見事に外れました。
もし私の書き込みを信じて調べた方がおりましたら、申し訳ありませんでした。
ちなみに、応用理学部門で電気自動車の問題が出題されたようです。

電気電子部門の電気設備について、私の感想を書いてみたいと思います。

●過去問と類似テーマの問題が多い

実は、過去に出題された問題と同テーマの問題が多いです。
平成30年度の問題であれば、二次電池、LED照明、雷保護システムなどが該当します。
特に、雷保護システムは以前から何度も出題されている問題です。
雷保護システムは内容が難解ですが、このテーマは押さえておくべきでしょう。

●最新の技術用語が登場する

これはどの部門でも当てはまることで、最新の考えを求められる技術士試験ということを考えると当然かとも思います。
今回の電気設備の問題ではZEBが該当します。
まさかの2年連続の出題でした。
その他にも聞いたことがなような単語が今回の試験ではいくつか出題されています。
最新のキーワードはやはり自分である程度調べておくべきですね。

技術士試験というと、範囲が非常に広いと思われるかもしれませんが、意外にも似たような問題が多く出題されているように思います。
電気電子部門については、毎年OHMの4月号で過去問テーマの分析が掲載されますので、これらを活用するのもいいかと思います。
専門によっては、問題の方向性がかなりはっきりとしています。
この方向性をつかむことが合格への第一歩かと思います。

もうすぐ中小企業診断士試験があります。

先日のテック青木さんのメルマガで気付いたのですが、8月4日(土)及び5日(日)は中小企業診断士一次試験があります。

この試験は10年以上前に、受験しようかと考えたことがあります。
色々調べていくと科目数が非常に多く、レベル的にもかなり難しい試験ということがわかり、実際には受けることはありませんでした。

中小企業診断士は、技術士と合わせて持つことで特に大きな効果を発揮できる資格ではないかと思います。
クライアントに対し、技術面だけでなく経営面からもサポートができるわけです。
技術面と経営面を分けるのではなく、両方知っている人間だからこそできる支援というのがあるのではと思います。
参考まで、テック青木さんは技術士と中小企業診断士、両方の資格を持っています。
(さらには、行政書士や知的資産経営認定士も持っている凄い方です。)

ちなみに、情報工学部門の技術士であれば、経営情報システムの科目を免除することが可能です。
この科目は技術士でなくとも、ソフトウェア開発技術者の資格でも免除可能なので、こちらを取ってから挑戦してもいいのかもしれません。

技術士事務所として独立を考えている方にとっては、中小企業診断士は非常に価値のある資格になるのではと思います。
私はまだ受ける気にはなりませんが、興味のある資格には間違いないです。

技術士(電気電子部門)資格の使い道

私はGoogleアラートを活用しています。
特定のキーワードのニュースについてメールで受けとることのできる機能で、私はEV、FCV、技術士などの単語を登録しています。

今日はめったにない技術士のニュースが来ていました。
以下のニュースです。

和泉市、和泉シティプラザ等ESCO事業1日まで表明書受付(2018/07/19 日刊建産速報社)

『技術士』が出てくるのはこういうニュースになってしまいますね。
そして、これが技術士資格の使い道の一つでもあります。
建設部門であれば、土木発注の案件が多いとは思いますが、電気電子部門が必要な案件というのはごくわずかでしょう。
このニュースの案件でも、技術士でなくともエネルギー管理士などでもOKとなっています。

周知の事実かもしれませんが、建設部門以外の技術士は、発注の要件として必要になるケースはごくわずかかと思います。
電気電子部門の技術士を取得する目的というのは、まさに技術の証明のためではないでしょうか。
資格を持っているだけでは何の価値もないと思います。
資格があるから活躍できるわけではなく、技術士の活躍がこの資格の価値を高めるのだと思います。